地域活性化の支援

観光やイベントの開催で地理空間情報を活用した支援を行います。

公開データを使った地域調査

公開されている様々なデータを組み合わせ、それと地理情報システムを使って視覚化します。例えば地区ごとの人口データを表示します。このようなデータを使うことで、商圏の対象者を把握し、広告の戦略を立てたり、事業の内容を検討したりすることができるようになります。
例えば下は、札幌市の区画ごとの年齢10~14歳の割合の多いところを赤で示しています。このような資料は子供向けの事業展開に活用できます。

下は年齢65才以上の高齢者の多い区画を青で示しています。高齢者向け事業の展開に活用できます。

こういったものがあなたの街でも作ることができます。

衛星測位を使った観光マップ作成セミナー

スマホの衛星測位機能を使った無料アプリAvenza Mapsを使って、旅行者に自分で街を歩いてもらい、写真などを撮影しながら自分だけのオリジナル観光地図を作ってもらうようなイベントを行います。

詳しくはこちらから。

Avenza Mapsを使ってこのような地図を自分で作ってもらいます。黄色の線が歩いた軌跡、ピンの立っているところが写真を撮った場所を示しています。撮った写真が場所とともにサムネイルで表示できます。写真は拡大して表示することもできます。
Avenza Mapsをつかうと電波が届かない圏外でも楽しんでもらうことができます。

地図に絵や字を描く

地域の地図を使い、道路を走ったり歩いたりすることでその軌跡で絵や文字を書くイベントを行います。下の例ではアマビエ様を描いていますが、複数の人がグループで各部分をそれぞれ分担して行うこともでき、グループイベントとしても考えることができます。

また、事例ですが、私の地元、東京都両国で「両国」という字を地図上で描いてみました。

環境を人工衛星から知る

地球観測衛星のデータを使って、大気汚染などの様子を観測できます。ここでの例はGoogle Earth Engineという無料ツールを使って、二酸化窒素(NO2)の分布を広域で見た例を示します。
2019年2月の分布です。中国が全般に赤くなっていることがわかります。

2019年2月の二酸化窒素(NO2)の分布

一方、2020年2月は新型コロナの影響で、中国の生産活動がほとんど止まり、二酸化窒素が減少していることがわかります。

2020年2月の二酸化窒素(NO2)の分布

災害関連マップの作成

国土地理院が出している洪水予測地域と災害直後の衛星画像を重ねると、洪水の様子がよくわかります。これは2020年7月21日の熊本県人吉市付近のランドサット画像(上)と、それに洪水予測地域(下)を重ねたものです(洪水は2020年7月4日に起こりました)。土砂で茶色くなって洪水の痕跡がある場所と予測地域がよく一致していることがわかります。
このようなものもQGISという無料の地理情報システムを使って作成することができます。

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